1976年〜1988年 大阪市民管弦楽団在籍 活動記録 K
30 | 1987 11.29(日) |
フ | 交響曲第8番ヘ長調(ベートーヴェン) | 木村 俊明 | |
交響曲第1番ニ長調「巨人」(マーラー) | 金 洪才 |
30回記念演奏会 場所、大阪フェスティバルホール
マーラー巨人でソロコントラバスを弾く
長々と、書いてきました。アマオケ奮闘記も残すところ、後わずかになりました。そこでアマオケで、一生に1回あるかないか。マーラ交響曲第1番「巨人」での3楽章コントラバスソロを経験したことを書きたいと思います。
知る人ぞ知る、マーラー作曲交響曲第1番「巨人」の第3楽章冒頭ティンパニーの2小節後コントラバスソロが始まるのです。
ティンパニーの8つの音の後が、何ともいえない緊張感を奏者に与えます。そしてソロが始まるのです。もちろん下の写真を見ていただくように、なんと1人で弾いていますね。
当日はコントラバスは9名です。指揮のの木村先生もおられます。相良氏も演奏会には駆けつけてくれています。転勤がなければ、ソロを弾いているはずですが。どんな気持ちで聞いておられたでしょう。
当日の出来は、自分の力が70%ぐらい出せたようでした。やはりかなり緊張しました。
私より技術の優れたメンバーの多い中で、今回首席の座で、ソロを弾かせいてただいたことに、15年経ちますが、今だに感謝しております。
みんな真剣に聞いています。私より緊張したかも。
ここで技術的な反省を書きます。
@ファソラ−ファソラ−のファを親指でとり、当日押さえが甘く、音がかすれた。
A初めのレミファミレ−のレミの音程がたいへん悪かった。出だしのこの2音はとくに音程に注意
Bのばす音が短く、もっとろうろうと弾けばよかった。やはりあせっていた。
まだまだメロディーを弾くだけのソロの力は、ないということか。努力、努力、